2013年11月11日月曜日

泥沼へ至る道

着々とMTBの泥沼にはまりつつある私。
最近は札幌近郊の野山を這いずり・・・もとい駆けまわる機会が多く、その分ロードに乗れていません。多分、ロードは11/2に乗ったのが最後かなぁ。MTBはまだ乗れますし、雪が降ったらスパイクタイヤに履き替えても遊べます。

というわけで、この週末は野幌森林公園で文字通り泥沼にはまってきました。

すっかり葉も落ちています。晴れて良かった。


この日は「はじめての山遊び」と称して、MTBは持っているものの、オフロードは未体験という方を誘ってのライド。オフロード未経験者2名、最近MTBが楽しくなりつつあるメンバー3名と、ファットバイク2名という組み合わせ。

前日まであいにくの大雨だったのですが、幸いにも当日は晴れ。集合場所にした駐車場のアスファルトの路面は乾いていますが、おそらく森の中はぐちゃぐちゃでしょう。

全身カッパを着込んでいる人もいれば、私のようにインナーを着込んだだけで夏場と変わらない格好の人もいます。中には普通の体育用ジャージを履いている人も。思い思いの格好で森の中へ。

と、その前に、森に入る手前にある階段をMTBで登ったりして遊びます。周りに人がいない時にしか出来ない遊び。
この階段、3段程度の短いところと、10段ほどの少し長いところがあるのですが、いままで10段を登れた試しのない私。山遊びで上達したスキルを見せてやるぜ!と突っ込んでいくと、いい感じで登れてます。これは行ける!と喜んだのも束の間、リアから「バシュー」という音が・・・

見事リム打ち、スネークバイト。一応、登れたんですけどね・・・

山遊び用に空気圧を落としているにも関わらず、勢いをつけて階段に突っ込んだのが敗因です。あまりにも基本的なミスですねぇ。
しかも、これまでMTBでパンクした経験が無かったので、予備チューブもタイヤ交換キットも持っていなかったため、仲間にチューブとキットを借りて修復。
実は同じタイミングでもう一人パンクしていたのですが、ちゃんとキットを持っています。当然ですよね・・・大反省。

皆さんをおまたせしましたが、気を取り直して森の中へ。
これまで3回ほど走ったことのある野幌森林公園のシングルトラック。
でも、今回はいままでのコースを逆にまわることになりました。

早速、ドロでぐちゃぐちゃになった路面を走っていきますが、予想以上にコンディションは悪く、道は泥濘。途中、川になっている所さえあり、乾いていれば難なく走れる所も、足をつきつつ進むことになります。


途中で休憩。ここは全然楽な路面。ですが、左端の溝が完全に
川になっているのがわかりますか?

ちょっと一息。リュックにかぶせるフードはいいなと思いました。

こういったセクションで遊びます。が、ズルズル滑るので全然登れません。


お昼は森林の家です。


コンビニで買ったおにぎりを食べたり、お湯を沸かしてコーヒーを頂いたり。
寒いですが、自転車好き同士、会話が弾みました。
ここで、他の方の自転車をお借りして乗ってみました。

ハードテイル26インチとフルサス26インチに乗ったのですが、細かい段差や木の根を超えたり交わしたりするのに小回りが効くなと感じました。乗り比べてみると、29erが大味だという事がわかります。
そして、ファットバイク。これは楽しい。サスのないフルリジッドバイクですが、3.5インチを超えるタイヤ幅によるエアボリュームでクッション性は抜群。しかも、ちょっとした凸凹など平地と変わらない勢いで走れます。車重はかなりあるはずですが、走りからはその重さを感じません。

欲しくなるわー

FAT BIKEの伝道師と呼ばれる方のSURLY Moonlander。タイヤ幅なんと4.7インチ!

こちらは29er のTREK FUEL EX 。ファットバイクの後だと可愛く見えます。

試乗させていただいたSURLY PUGSLEY

フルサス26インチ。GIANT ANTHEM。

古いルイガノ26インチですがまだまだ乗れますよ。

私の29er TREK Marlin。ステムを長いものに戻したのは失敗だったと気づくのはこの後。

安価なGIANT ROCK でも大丈夫。でもチューブが英式なので要交換。

さて、ここまでは初心者向けという事で、私も楽しく乗っていたのですが・・・
森林の家を出てすぐ、分岐路が。

左に進む→以前走った事のある道を逆走。急な斜面はほとんどないけど登り基調。
右に進む→走った事のない道で、沢を登って下って。沢以外はほぼ平坦。

まあ、2番手を走っていた私に選択権は無く、先頭を走っていた方が躊躇無く右へ。
ここからがキツかった。

写真でわかるかな、この傾斜・・・
水たまりやちょっとした木の根による段差を超えるのは、チャレンジ精神を刺激されて楽しいです。
が、ドロドロの急斜面を下るのは怖いし、登るのもスリップして難しい。
体力も持って行かれます。

高い走破性を誇るFAT BIKEでも・・・
ただ、楽しいのは楽しいんです。上手な人のお手本を見るのも楽しいですし、泥だらけで転がり落ちるのも楽しいです。下りは怖いけど、超えられたら達成感もあります。
何より、みんなで大騒ぎしながら障害をクリアしていくというのは、初心者も上級者も一緒になって楽しめる時間です。個々人の能力で差がついて追いつくのを待ってもらったりするロードとはこういう点が違うなと感じました。

みんなでワイワイやるのは楽しい。

下りがあれば登りもあります

ログによれば走行時間は1時間15分ほど。でも10時集合で駐車場に辿り着いたのは15時過ぎでした。パンク修理や昼飯の時間はありましたが、随分長い時間森の中にいたなーと思います。
新兵器のポータブル洗車機で泥を洗い落とし、家路につきました。






駐車場でしばらくダベってたら冷えた(笑)
同じ趣味の人たちとダベってるのは楽しいよね。


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